Skip to content

会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
日頃は、当協会の運営等に多大なご理解とご支援をいただき、心より厚く御礼申し上げます。
令和3年5月25日開催の「第43回通常総会」におきまして、会長に選任いただき、その重責に身の引き締まる思いでございます。会員皆様方のご指導等を賜り、職責を果たしてまいりたいと存じますので、ご支援・ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

世界中に感染が広がった新型コロナウイルス感染症により、県内経済においても、雇用を含めた深刻な影響が続いています。ワクチン接種が進められ、一部には持ち直しの動きも見られるもののまだまだ予断を許さない状況が続くものと思われます。

こうした感染症の影響、世界規模の電子部品の逼迫など不確実性の高まる環境下において、危機を乗り越えDXやデジタル技術の発展など経済成長を支える原動力はまさに「人」であります。

当協会としても、国家検定制度である技能検定事業や若年技能者人材育成等支援事業(ものづくりマイスター派遣事業等)を積極的に推進し、地域経済の発展を支える産業人材の育成・確保の支援に取り組んでまいります。
また、平成24年の「長野技能五輪・アビリンピック」の開催を契機に培われた 技能尊重の機運は、その後の多くの選手の参加により脈々と受け継がれています。今後も、会員皆様方のご協力を頂きながら「ものづくり長野」を全国にアピールできるよう、ボトムアップを図り全国大会への出場選手の確保・支援に努めてまいります。

昭和54年11月の協会設立以降、技能検定試験の一部職種の民間試験機関への移行や技能実習制度の改正など、取り巻く環境も変化してきています。こうした環境の変化に適切に対応し、今後とも職業能力の開発・向上に寄与できるよう、職員一丸となって事業運営に取り組んでまいりますので、会員並びに関係者皆様の一層のご指導・ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
結びに、会員皆様方の益々のご発展・ご健勝をご祈念申し上げ、会長就任の挨拶といたします。

■藤澤会長写真_210205撮影_8014

会長 藤澤 敏彦