「ロボットプログラミング体験「mBot(エムボット)とあそぼう!」を開催しました

2025.07.15 [ ]

長野県職業能力開発協会技能振興センターでは、6月28日(土)10:00~15:00 「テクノプラザおかや」でロボットプログラミング体験「mBot(エムボット)とあそぼう!を開催しました。

この体験イベントは、諏訪圏工業メッセ2025(6/26~6/28)の関連イベント「家族ものづくり体験コーナー2025」の企画として主に小学生を対象に「センサーやモーターを搭載したロボットをプログラミングによる制御する」までの一連の体験を通して、ロボットの仕組みやプログラミング的思考を学んでもらう企画です。

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講師は、厚生労働省認定の「ものづくりマイスター」でもある長野県ITコーディネータ協議会の4名が務め、ロボットの仕組みやビジュアルプログラミング環境を使ったプログラム構築をとても分かりやすく、やさしく指導していただきました。

講師の「自分でやってみて」の言葉に誰もが目を輝かせ、自分で構成したプログラムで実際にロボットを動かしてみることにチャレンジしていました。「こうやってみたらどう動くだろうか?」「やっぱりこれじゃだめか。」トライ&エラーを繰り返しながら、あっという間に自分ひとりで動かすところまで上達していました。「接続する」「アップロードする」「何パーセントのスピードがいいか」などの専門的な単語が普通に飛び交っていて、最近の小学生のレベルにびっくりしました。

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参加した小学生の感想は、「めちゃ楽しかった。プログラミングしてさ、止まって戻して回転させたりとか自分でできたのが楽しかった。自分で組んだ順番どおりに動いたからよかった(小学5年生)」「NHKのEテレ(教育テレビ)でプログラミングの勉強はちょっとしてたので興味あった。動かすのはやったことなかったのでいい体験ができました!(小学4年生)」など、とてもわくわくした体験だったようです。
小学生の時からこんなに楽しくロボットの仕組みやプログラミングの体験がたくさんできたら、未来のエンジニアを目指したり、ものづくりに興味を持ったりする子供たちがもっと増えるかもしれません。

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今回の主体イベントである諏訪圏工業メッセは、2002年から開催されており、現在では国内最大級の工業専門展示会として高い評価を受けています。長野県諏訪地域を中心に、金属、電気、光学などの機械装置や加工部品に関わる企業・団体が一堂に会することにより、ビジネスの活性化と地域産業の発展に貢献することを目指しています。
商談機会の創出、情報収集、技術交流などのビジネス貢献はもちろんのことですが、「家族ものづくり体験コーナー」のイベントは子供たちがものづくりを体験できる貴重な機会となっており、未来の「ものづくり人材」の育成の場でもあることを実感できました。

 

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