ごあいさつ

若年技能者人材育成支援等事業の活用について

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長野県職業能力開発協会
会長 太田哲郎

皆様には、平素より当協会の運営等に対しまして、格別の御理解と御協力を賜っておりますこと厚く御礼申し上げます。
さて、厳しい状況が続いておりました県内景気は、主力であります製造業で自動車関連を中心に受注、生産の回復が見られるなど、一部に弱さが残るものの持ち直しに向けた動きが広がってきており、製造業を中心に明るい兆しが 見えてまいりました。
一方で、若者の「ものづくり離れや技能離れが見られる中、若昔が進んで技能者を目指す環境の整備や産業の基艤となる高度な技能を有する人材の育成等が全国的に大きな課題となっております。
このため厚生労働省では、平成25年度より新たに「若年技能者人材育成支援等事業」を創設し、「若年技能者の人材育成」や「技能尊重気運の醸成」を図ることとし、ものづくりに関し相当の技能・経験を有する者を対象に「ものづくりマイスター制度」を設け、企業、職業訓練施設、工業高校等へ「ものづくりマイスターの派遣による実技指導」を行うこととしております。
また、次世代を担う子供達に「ものづくりへの関心」を深めていただくための「ものづくり体験事業」の開催など、新たな取り組みによる技能振興や技能尊重気運の醸成など、各地域の実情に合せた事業展開を図ることとしております。
当協会では、平成25年6月に経済団体、職業能力開発機関、教育機関等で構成する、「若年技能者人材育成支援等連携会議(現在27団体が加盟)」を組織し、加盟団体等と連携を図りながら事業を推進しているところであります。
今後とも協会職員一丸となり、一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
この度、「若年技能者人材育成支援等事業」を多くの企業団体等の皆様に御活用いただきたいためリーフレットを作成いたしましたので、若年技能者の人材育成等にご活用ください。

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