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金属ではなく木を削る仕事もさまざまな職業があります。「木型」もそのひとつ。木型を基に製造されている製品は数多く、自動車部品や医療機器、マンホールのフタなど生活の至るところに存在し、木型はものづくりの原点と言っても過言ではありません。製作技術の習得は最低でも10年かかり、そこからさらに技術を磨き続ける必要があります。
素材は、低価格で丈夫、切削(修正)が可能なことから基本的には木製ですが、最近は合成樹脂などが代用されることも多くなっており、加工もマシニングセンター(コンピュータ制御による複合切削工作機械)で行われることが増えています。しかしながら、最終的な確認には必ず手作業が必要。 手作業とマシニングセンターとの調和により、短納期・高品質な木型の製造が可能になります。

例えば、こんな木型があります

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パイプ木型/
鋳造用木型製作サンプル。写真は船舶の一部と思われる試作品です。

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マンホール木型/
各自治体のマンホールに求められる繊細なデザインは熟練技能者の腕の見せどころです。

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キャンピングカー木型/
キャンピングカーといった大きな木型も製造します。カンナとノミで、完全に実車と同じ見え方になるまで造り込みます。

取材協力

早澤木型研究所
創立100年を迎えた豊富な経験値と先端技術で図面を3D化し、マシニングセンター加工後も必ず職人の手によってチェック・調整することで、高品質で満足度の高い木型を製作しています。

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