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わたしたちの身の回りには、金属や木材を削ってできたものがたくさんあります。普段、何気なく使っている電化製品や、道端で見かけるマンホールも、金属や木材を削る仕事から生まれています。ひとくちに「削る」といっても、その方法や道具はさまざま。ここでは、その一部を紹介します。

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主な職種

機械加工
旋盤やフライス盤、平面研削盤などの工作機械やヤスリなどの切削工具を使って、金属材料を加工する仕事です。切削、研削、研磨などさまざまな加工方法があります。
仕上げ
手工具と工作機械によって、治工具や金型、機械組立に関する仕上げ作業を行う仕事です。製作する製品や部品に応じて、手仕上げ、けがき、機械の組立・調整などのさまざまな種類の技能を組み合わせて行い、加工職種のなかでもとりわけ高度な専門知識と熟練の技が要求されます。
木型製作
「木型」とは製品の外観デザインや使い心地の検討、機能の確認のためにつくられる木製の原型(模型)のこと。かつては職人による手作業で製作されていましたが、近年は3Dプリンタで成形されることも多くなっています。
家具製作
ノコギリやカンナ、ノミなどの木工具や木工機械を使って家具を製作する仕事です。いろいろな家具のデザインを考え、熟練の技で美しく丈夫に仕上げます。
建具製作
「建具」とは住宅の開口部に取り付けてある仕切りのこと。玄関のドアや格子戸、室内ドア、障子やふすま、窓のサッシなどです。クローゼットなど収納スペースの扉も建具のひとつです。これらを高い木工技術で美しく作り上げることが建具製作の仕事です。
金型製作
「金型」とは製品を量産するために作られる金属製の型のこと。金属材料を打ち抜いたり曲げたりするプレス金型、圧力を加え材料を変形させる鍛造型、高温で溶かした鉄やプラスチックを流し込んで冷やし固めて成形する鋳造型などがあります。高品質の製品を大量生産するためには必要不可欠な生産技術で、ものづくりの基礎となる仕事です。
貴金属装身具製作
金、銀、プラチナと希少な宝石で、指輪やネックレス、イヤリングなどの小さな芸術品を作る仕事です。貴金属の素材に関する知識やデザイン力、彫金や宝飾などの技術に関する知識が求められる仕事です。
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