金属や木材を削ることでさまざまな“削りカス”が生じます。どんなものがあるのか見てみましょう。 アクセサリー作家の工房で見られた削りカス。プラチナや18金、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなどの金属の細かい削りカスが見られます。 旋盤加工で削り出たキリコ(鉄の削りカス)。旋盤の回転数が遅いと、バネのような形の削りカスが出ます。 鉄は温度に応じて色が変化します。施盤の回転数が早いと必然的に温度が高くなり、鉄が紫色に変わってキリコの形も細かくなります。 キリコの色で鉄の温度がわかります。もっとも熱い場合は青色のキリコが生じます。 木型自体は合成樹脂で作られることも多くなりましたが、土台は必ず木製です。写真の削りカスはカンナで土台を削り出したもの。